おかし歳時記/1・8月【続・日本おかし話】

和洋菓子 はこだて 柳屋

函館市万代町3-13/TEL 0138-42-0989

はこだて柳屋が日本のお菓子についての興味深いお話を掲載しています。
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おかし歳時記/1月

■鏡餅

1月。新しい年を迎え、この一年の健康と幸せを皆で祈ります。このハレの日に相応しいのが“鏡餅 ”です。お餅は私達の先祖が創り出した和菓子のルーツといえるのではないでしょうか・・・
大小一対の餅を丸い山型に作り、お正月の床の間や神棚に飾ります。このときに縁起物として板昆布・ダイダイ・ウラジロなどを飾りとしてのせます。地方によると畑の「ふち」に祭壇を設けて、鏡餅を供える所もあります。田の神と共食をし、秋の豊作を願う意味のものです。
そうして1月11日、「鏡開き」が行われ、飾られた鏡餅を家族一同で下げ、槌を用い刃物を使わず手で割って、雑煮・汁粉にして食べます。縁起をかつぎ欠くとか割るとか言わず「開く」といったわけです。

おかし歳時記/8月

■お盆「送り団子」

旧暦7月15日を中心とする前後一連の魂祭り。今日では月遅れで8月に行うところが多い。かつては1年を2期に分けて、それぞれの開始期にあたって祖先の霊を迎えて魂祭りを行いました。それが正月とお盆です。前者は生きている者にとり、最も改まった行事として神事のお正月、後者は死者の霊を慰める最も大切な行事として仏教と結びついたお盆となりました。
例えば、京都では13日=到着膳。14日=白粥にお茶。15日=白蒸し(小豆を入れないおこわ)。16日=送り団子。というように心を込めてお迎えします。


※資料提供 全菓連 https://zenkaren.net/

函館国際観光協会会長賞 受賞
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ロマネスク函館

バターをたっぷりきかせたパイ生地に、甘さを抑えた上品なこしあんを包み、ハイセンスな今風のパイまんじゅうです。

全国菓子大博覧会名誉総裁賞 受賞
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函館名物「いかようかん」