(株)アキヤマ 第12回「低たんぱく食 料理教室」開催
慢性腎臓病食事療法の基本を調理と試食、勉強会で学習
■平成27年5月27日(水)11:30~15:00
■北斗市総合センターかなでーる
平成27年5月27日(水)北斗市総合センターで、「低たんぱく食」の料理教室が開催されました。 毎年2回、(株)アキヤマがキッセイ薬品工業(株)との共催で行っており、今回で12回目。慢性腎臓病食事療法の基本となる、たんぱく質、塩分などを制限しながら、適正エネルギーを確保できるメニューを実際に調理、試食してもらうもので、今回は16名の方が参加。家庭で調理する際に役に立つ、治療用食品や成分調整調味料の使い方など、家庭で手軽に出来る「低たんぱく食」の調理方法を勉強しました。 ●(株)アキヤマ根本部長(右から2人目)による開会前のあいさつ● ●メニューの説明に耳を傾ける参加した人たち● |
「ゆめごはん」など治療用食品や成分調整調味料を活用したメニュー (この日のメニューとレシピ作製はキッセイ薬工業㈱ヘルスケア事業部の管理栄養士・小澤佳代さん)
- あんかけひじきチャーハン
- 中華蒸し鶏
- さつま芋のヨーグルトサラダ
- 速水もちマンゴースカッシュ
- ぽん酢で浅漬け
調理風景
試食風景
フリーランスの管理栄養士・川村先生(下の写真右)の勉強会
この日の調理実習のメニューは、主食から副食、デザートまでの5品。低たんぱくで塩分も抑えながら、十分なエネルギーを摂取できるものです。キッセイ薬品工業(株)の治療用特殊食品を上手に使い、家庭でも手軽作れるメニューです。管理栄養士の小澤佳代さんの手順説明を聞いた後、参加者が早速調理を開始。1時間ほどで5品全てが出来上がりました。調理を終わっての試食でも、メニューは好評でした。
キッセイ薬品工業㈱ヘルスケア事業部の斎藤良氏は、「今日はご試食用に当社が新開発した低たんぱくののり巻きとちらし寿司もご用意させていただきました。やはり、ご飯がメインの食生活でたんぱく質を制限するには、低たんぱくのご飯をご利用頂くのが効果的だと思います」と話していました。
この後、管理栄養士の川村順子先生による勉強会が行われ、「慢性腎臓病と食事のポイント~なぜ腎臓に優しい食事が必要なのか~」をテーマに 川村先生が、たんぱく質の摂り方や塩分の調整、リンとカリウムのコントロールしながら、適正なエネルギーを確保する必要性を分かりやすく解説しました。