おかし歳時記/工芸菓子

和洋菓子 はこだて 柳屋

函館市万代町3-13/TEL 0138-42-0989

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おかし歳時記/工芸菓子

■工芸菓子
「メディカルページ函館・道南版2019年夏号」(2019年6月10日発行)の冊子に掲載された記事です。

工芸菓子とは、素材はすべて食べられるものからできていますが、花や動物や風景など私たちの周りにある花鳥風月を、写実的に立体的に絵画的に表現したものです。
その始まりは、江戸時代の元禄享保の頃(1688~1736)大奥で鑑賞された”献上菓子”にその端を発しています。明治の初め頃、白砂糖が輸入されてから打ち菓子や有平糖に色や形をほどこすようになり、以後たゆまぬ工夫や努力を重ねて、生砂糖(雲平生地)細工菓子の製法が考案されました。
京都の飾り菓子が、広く一般に知られるようになったのは、明治23年(1890)東京で開催された、第3回国内勧業博覧会に”籠盛り牡丹”の大作飾り菓子を出品してからであろうと思われます。そして一般に”工芸菓子”と呼ばれるようになったのは、第2次大戦後のようです。
(「和菓子技法ー第7巻」主婦の友社刊 参照 )


※資料提供 全菓連 https://zenkaren.net/

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