㈱アキヤマ第52回業務用食材・機器フェア2023開催

 株式会社アキヤマ 業務用食材・関連機器販売・宅配事業
●北斗市東前3-41 TEL0138-77-7491 https://www.akiyama-fs.co.jp/

㈱業務用食材・機器の専門商社㈱アキヤマが、令和5年10月11、12日の両日「業務用食材・機器フェア2023」を開催した。同フェアは、コロナ禍による中断から昨年、3年ぶりに開催。引き続いて今回が52回目となった㈱アキヤマの恒例イベント。函館流通ホールの会場には、『自己変革能力創造で真の価値(バリュー)提案フェア』をテーマに各メーカーが83ブースに出展。2日間の会期中、地元の外食業界、ホテル、病院などの関係者多数が来場した。


「メディカルページ函館・道南版2023年冬号」(令和5年11月20日発行)の冊子に掲載された記事です。

■小林久周 社長

 

 新型コロナは本年5月以降、5類に移行。函館市内のホテル入り込み客数は、コロナ禍以前に復活の兆しを見せているが、今回のフェアも前回と同様に会場内の通路を一方通行にして、感染対策を継続した。
コロナの影響が少なくなる一方、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した物資の高騰で食品の値上がりも加速。さらに緊迫化するパレスチナ情勢はさらなる原油価格の高騰も予測されるなど、ドライバーの労働時間に上限が課される物流・運送業界の「2024年問題」と併せて、厳しい経済状況から消費動向も低迷から脱しきれない。
「政府は所得を増やして消費を喚起しようという、確かに最低賃金は1000円に上がりました。しかし、実質的な一世帯あたりの所得とはギャップがある。さらに物価は、物流費を含めてあらゆるコストがアップしています。選択と集中が必要で、弊社も物流体制を見直し配送もコストを削減します。今は物流を制する者が市場を制する時代」と話す㈱アキヤマの小林久周社長はさらに、
「国内では人口減少と少子高齢化のスピード感のある解決が不可欠。世界情勢も先行きが見えない。地元のイカを始めとする海産物の不漁、さらに2024問題など課題は多い」と話す。

狙いは効率化を追求した仕事のあり方の推進

■全病食専売品紹介コーナー

 今回で52回目を数える「業務用食材・機器フェア」は、小林社長の話にもある昨今の厳しい経済環境と社会背景には、効率化を追求した仕事のあり方を推進することを来場者に提案した。
 会場には製菓・製パン、外食産業、給食、病院関連、宅配向け商材などブースごとにメーカーが自信の商品を展示。来場者の質問に答えてPRした。
 会場にはこのほかにも、近時の人手不足に対応した簡便調理品紹介やクリスマスのオーナメント・パッケージ紹介。給食や施設でのクリスマス行事食予約販売、年末・年始のシーズンに合わせたおせち・オードブル向け人気商材などのコーナーも設置。
 また、㈱アキヤマが加盟する全国病院食卸売協同組合の専売コーナーでは治療食の新商品を紹介。アキヤマミルクセンターによる森永乳業の宅配乳製品の紹介コーナーのほか、㈱YOU&Kのブースでは、㈱アキヤマが販売総代理店となっているがごめ昆布を原料とする『がごめつるり』が紹介された。

フェアの今後の展開を検討

■小林周平 専務(左)と小林和久 常務

 東京晴海での物産展のように函館の食品事業者の方に情報を提供したいという小林久周社長の考えから始まったこのフェアも開催50回を超えた。
今後のフェアの展開について、㈱アキヤマ小林周平専務は――
「来場者の方のアンケートからは好評の声をいただいていますが、コロナ禍を契機に弊社のフェアもターニングポイントを迎えているのかも知れないと思っています。宅配をご利用いただいているお客さまをフェアにご招待したり、本社に隣接したワールドグルメプラザを会場に個人のお客様に介護・療養食のフェアなども考えてみたい」と語る。
 また、小林和久常務は、「がごめつるりは、市内のホテルでもご好評いただいています。これからは弊社のオリジナル商品による紹介ブースも出来ればと思います」と今後のフェアの展開について話している。
 最終日となった10月12日午後4時のフェア終了後、㈱アキヤマ社員とメーカー各社の社員が揃い小林和久常務の司会で終礼が行われた。小林周平専務が2日間で計256社、453名の来場企業数と来場人員が報告された後、小林久周社長は出展メーカースタッフの協力に感謝の言葉を語った後、「食に携わるものとして、メーカーさんの価値ある商材と情報を一日も早く広くお客様にお伝えし、売れ筋商品とすることがアキヤマの使命」と業務用食材・資材・機器専門商社としての使命を語った。

■フェア終了後の終礼


(取材日:2023年10月11・12日)