函館市医師会 看護・リハビリテーション学院2020年4月開校

函館市医師会館に隣接した看護・リハビリテーション学院の五稜郭キャンパス

左の建物が4月に開校した看護・リハビリテーション学院の五稜郭キャンパス

道南初のリハビリテーション専門学校が4月開校した。

公益社団法人 函館市医師会(本間 哲会長)が、函館市医師会館(函館市田家町5-16、旧函館市立五稜中学校跡地)に隣接する5階建の建物を五稜郭キャンパスとして、理学療法士と作業療法士の養成をするもので、リハビリテーション養成学校としては道南初、また医師会立としては全国初。

これと併せて、平成31年4月に看護学科を2年課程から3年課程へ変更した函館市医師会看護専門学校は函館市医師会看護・リハビリテーション学院に名称を変更して湯の川キャンパスとなる。

理学療法士(PT)は、病気、けが、高齢、障がいなどによって運動機能が低下した人の低下の原因を究明し、運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段による適切な処置を行う。

また、作業療法士(OT)は、食事や入浴など日常生活に欠かせない「応用動作」に支障のある人が、自立した生活を送るためのリハビリテーションを行う。

PTやOTは、リハビリテーションに携わる職業でセラピストと呼ばれる国家資格。各科定員40名の昼間部3年課程で国家試験合格を目指す。

全国に比べて高齢化率の高い函館では、居宅を中心としたリハビリテーションのニーズの必要性がいわれており、同学院では高齢化社会の急伸と在宅医療のニーズを踏まえた実践的な技術と知識を指導する。

4月の開校を前に2月8日、内覧会が開かれ医療関係者ら多数が見学に訪れた。

 1階 

1階の画像

キャリアセンター(左上)・学生ラウンジ(右上)・保健室(左下)・会議室(右下)

(P1・1階、P2・2階、P3・3階、P4・4階、P5・5階)