高品質商品をお手軽に!豊富なバリエーション!

㈱アキヤマ第50回業務用食材・機器フェア2019

株式会社アキヤマ 業務用食材・資材・機器専門商社
北斗市東前3-41 TEL 0138-77-7491
http://www.akiyama-fs.co.jp/ (オンラインショッピング)

㈱アキヤマが令和元年10月16、17日の両日、第50回目となる『業務用食材・機器フェア』を開催した。同フェアには、食材を始め資材、機器などメーカー106社が参加。会場の函館流通ホールは、外食産業、病院給食、製菓、製パンなど大勢の地元関連ユーザーで賑わった。


「メディカルページ函館・道南版2019年冬号」(令和元年11月12日発行)の冊子に掲載した記事です。

 

■㈱アキヤマ 小林久周社長

■森永乳業北海道㈱ 西澤啓一社長

 当初、㈱アキヤマによるフェアは機械展を中心としていたが、小林久周社長が東京晴海のような規模、内容のフェアを企図。43年前の第8回から現在のように食を中心に多数のメーカーが参加して機器だけでなく、食材やサービスをPRする『業務用食材・機器フェア』となり、今回で50回目を数えている。
フェア初日の開催を前にした朝礼で小林社長は、「今回のフェアテーマは、人手不足に対するお手伝い。高品質商品をお手軽に!豊富なバリエーション!本フェアには106社、90コマ、139名のお手伝いをいただきました。各コーナーにおきましては、積極的に価値ある商品をお客様にご提示願いたい」とフェア参加の各商社、メーカーに呼び掛けた。
 これを受けて、関連商社を代表してあいさつに立った森永乳業北海道㈱代表取締役社長の西澤啓一氏は、「お客様の笑顔のために今日明日の展示会で成果を出していきたい。アキヤマ様には、我々の技術、サービス、商品を引っ張っていただいて、函館市内の皆様にマネージメントしていただけるよう切にお願いいたします」とフェアと㈱アキヤマへの期待を語った。

 

■セミナーでは試食のほか、北斗市の大黒屋菓子店の小山内英樹さんによる調理実演も

 豊富な商品紹介に加えてセミナーも

会場にはメーカーが自信をもってお勧めする最新の業務用食材や機器のほか、昨年、全道規模の停電をもたらした地震や相次ぐ台風など自然災害の発生に対応しての備蓄・非常食コーナーも設けられた。
 また、2日間にわたり製菓・製パン、病院給食、外食など各業種を対象にしたセミナーも開かれ、新しい調理用素材やメニュー、食中毒に対する衛生管理や予防法などに参加者が耳を傾けていた。

■(左から)伊那食品工業の高橋氏、マルハニチロ㈱の増田氏、花王プロフェッショナルサービス㈱の江藤氏

 セミナーでは、製菓・製パン業に向けて、伊那食品工業㈱札幌営業所の高橋幸司課長補佐が、寒天をベースにした自社製品による「お手軽簡単に出来るゲル化剤を使用したデザート・スィーツメニュー提案」を講習。
 また、マルハニチロ㈱メディケア営業部の増田義彦課長は、「人手不足へ対応!悩み解消(時短調理・栄養価)やさしい素材を使用したメニュー提案」をテーマに舌でつぶせる嚥下調整食を病院や高齢者施設の給食スタッフに紹介。
これからの冬の季節に恐いのはノロウィルスと花王プロフェッショナルサービス㈱の江藤仁教北海道地区マネージャーが、「食中毒について 最新の衛生管理と予防対策」を講演した。

■会場で接客する㈱アキヤマ小林周平常務(左)。会場には備蓄・非常食コーナーも

(取材日:2019年10月16・17日)