特集28 新規開院レポート ひやま耳鼻咽喉科クリニック

toku_090601_hiyamajibika_docひやま耳鼻咽喉科クリニック 檜山 繁樹 院長
函館市石川町350番地8 TEL 0138-83-8783

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平成21年4月、産業道路から少し北に入る石川中央通り沿いに、「ひやま耳鼻咽喉科クリニック」が新規開業した。何かあれば年に何度も足を運ぶ内科とは異なり、人によっては縁遠い病院というイメージもありそうな耳鼻科だが、実はもっと気軽に診察に来て欲しいと檜山院長は語る。

そんな檜山先生に、開業に至る経緯や新規開業に掛ける思いを聞いた。


「メディカルページ函館平成21年度版」(平成21年6月1日発行)の冊子に掲載された記事です。※院名や役職、また内容についても取材時のまま表記しています。
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■檜山 繁樹 院長

まず初歩的な質問ですが、「耳鼻咽喉科」とは何を診てくれるんでしょうか?

診療範囲は意外と広くて、みみ・はな・のどの病気以外に首から上の出来物、さらに顔面神経麻痺・めまいなどを扱います。

そもそも医師になる際に耳鼻科を選んだのはどうしてですか?

北大を卒業する際に選択したわけですが、耳鼻咽喉科には内科的な面と外科的な面との両方があり、自分の科で治療が完結するのがいいと思いましたね。それから、当時の医局の雰囲気が自由な感じでよかったことなどもありますね。

これまで市立札幌病院や天使病院、函館中央病院などで勤務してこられたとのことですが、どんな分野を手がけておられたのでしょうか?

大学で内耳の基礎研究をしたあとに出た市立札幌病院では、当時の部長に中耳炎の手術を中心に鍛えられました。その後に科長で赴任した天使病院では小児科が充実している病院だったので、難治性の中耳炎や先天性の耳鼻科疾患など、小児耳鼻咽喉科を中心に診療していました。5年前に函館に来てからは大学まで遠いということもあり、鼓室形成術というミリ単位で行う顕微鏡下の手術から舌ガンや咽頭ガンの手術まで、基本的にはすべての分野を手がけてきました。

今回函館で開業するに至った理由というのは有りますか?

以前から、いつかは自分のクリニックを持ちたいと思っていたのと、函館のまちが食べ物がおいしいことなどで好きになっていたのと、子ども達も函館が気に入っていた・・・というのが理由ですね。新幹線が通ると私の出身地の大宮(埼玉県)も函館から近くなりますし(笑)

勤務医として勤めてこられて今回開業されるわけですが、大きな病院ではなく自分の病院を構えることの意味についてはどうお考えですか?

患者さんがかかりやすいというのが一番だと思います。普段は診療所に通っていただき、必要な時に大きな病院を紹介する、というのが患者さんにとっても、医療する側にとっても効率がよいのではないでしょうか。ちなみに当院ではCTを除き、中央病院でできるのと同じ検査ができますので、患者さんも通いやすいと思います。また、手術が必要な場合は中央病院で治療することも可能です。

では、院長としてひやま耳鼻咽喉科で心掛けていることを教えてください。

まずは、出来るだけ負担の少ない検査で診断するよう心がけています。それから、患者さんへの説明ですね。耳鼻咽喉科はなかなか病気の状況が患者さんにわかりにくいので、きちんと理解してもらえるようにわかりやすい言葉を使うとか、画像を一緒に見ながら説明するとかに心がけています。

耳鼻科ってどんな時に行けばいいのかわからない、という声も聞きますが、『こんな時には耳鼻科に来てください』というのはありますか?

たとえば風邪ですね。風邪をひいたときにのどや鼻をきちんと専門的に診られるのは耳鼻科だと思います。遠慮せずに足を運んでみてください。

インタビューしている最中ずっと気になっていたのが、にこやかに語る檜山先生の後ろの壁に見える「函館医釣会」と書かれたステッカー。話を向けてみると、函館に来てから釣りを始め、今では一番の趣味とのこと。医師会に所属する釣り好きの医師で構成される同会のメンバーであるという檜山先生。「勤務医の時はあまり行けなかったので、これからはその分どんどん釣りに出かけたいですね」と個人的な抱負(?)を語ってくれた。
首都圏の出身ながらこの地を開業地に選ぶほどに函館が気に入っている檜山先生。耳鼻科になじみのない人や初診の患者さんでも、函館と釣りの話を用意していけばすぐに打ち解けられるかも?!

 


ひやま耳鼻咽喉科クリニック
函館市石川町350番8号 TEL 0138-83-8783
■休診日 日曜・祝日 ■駐車場 32台(当院前)
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