■コラム


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道南の矯正歯科専門
ふるた矯正歯科 院長 
古 田 樹 己



『審美性にすぐれた色々な矯正』とは?


基本的にブラケットという装置を歯の裏側に付けます。そのため、金属色の矯正装置が外から見えず、周りの人の視線を気にせず治療を受けることが可能です。


永久歯が生えそろっていて、歯ぐきが健康な方なら、ほとんどの方が治療をうけられます。矯正装置が目立つという理由で矯正治療に踏み切れなかった多くの方々が裏側矯正(舌側矯正)を受けられております。当院の本格矯正(上下歯列全体の矯正)患者さんのうち、裏側矯正と表側からの矯正(唇側矯正)の比率は半々(2008年現在)です。

裏側矯正(舌側矯正)は1970年代後半に日本で開発され、日本、韓国、フランス、イタリア、ドイツなどを中心に世界的に広がりをみせています。しかしながら、特別な知識、高度の技術を必要とするため、裏側矯正に対応している矯正歯科医院(矯正歯科医)は少ないのが現状です。

< 2009.5.15 掲載 >

歯列矯正のタイミングについて


歯列矯正のタイミングは、乳歯と永久歯が混在している時期の治療(1期治療/小学生)と永久歯列完成期に行なう治療(2期治療・本格矯正/中学生~成人)に分けて考えるのが基本です。症状が軽ければ、1期治療だけで済みますし、症状が重ければ1期と2期の治療共に必要となることもあります。しかし、乳歯列期(3~6歳)でも治療を始めた方がよい場合や、永久歯列が完成してからまとめて行った方がよい場合など、治療のタイミングは症状によって異なります。

しかし、治療のタイミングを含めた診断は、矯正歯科医(歯科医)によって異なる場合があります。色々な治療法(装置・テクニック)が存在するため、あるいは診断力・技術力、そして経験の差が原因であることもあります。説明に納得ができ、信頼できると思える矯正歯科医に診てもらうことが一番良いと思います。また、長く付き合っていかなくてはならない、そして簡単には転医しづらい診療科ゆえに、矯正歯科医(矯正歯科医院)との相性も大変重要な要素と考えます。

歯列矯正はお子さんの時期のものと思われている方もおられるようですが、大人の方でも歯列矯正は可能で、年齢は問いません。当院では、18~40歳代の患者さんが全体の3~4割を占めております。

< 2009.5.15 掲載 >

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