ウェルキャブ車愛用者インタビュー :社会福祉法人函館共愛会「函館市デイサービスセンター入舟」

ハイエース ロングボディ(送迎仕様車)

函館トヨペット株式会社
函館市石川町169番地35 TEL 0138-46-2111

今や4人に1人が65歳という高齢者社会を迎えている日本。厚生労働省の調べによると、平成23年に通所介護、いわゆるデイサービスを利用した高齢者は101万8651人にも及ぶ。そうした介護施設利用者の“足”として様々な場面で活躍してきたトヨタの福祉車両ウェルキャブ車。多彩なラインナップで福祉現場の多様なニーズに応えてきた同社に対する現場での信頼度は高い。
今回のメディカル情報では、平成24年10月にウェルキャブ車を導入した「函館市デイサービスセンター入舟」を訪ね、施設長の須貝レヱ子さんに使い勝手などについて話を伺った。


※「メディカルページ函館平成25年度版」(平成25年6月1日発行)の冊子に掲載された記事です。内容は掲載時のまま表記しています。

ハイエースの送迎仕様車を導入されたということですが、導入に至るまでのいきさつをお聞かせください。

toyopet12_17_02平成6年10月に開設した当施設ですが、開設当時より函館市から借用していた24人乗りのバスの劣化がここ1~2年かなり目立っておりました。修繕費もかさみ、冷房も効かない状態が続いて利用者の方には随分とご迷惑をかけていたのですが、平成24年、公益財団法人中央競馬馬主社会福祉財団からの助成を受けられることになり、新車両の導入が実現しました。

今回導入されたハイエース・ロングボディは定員が10名と、それまでのバスに比べて半数以下になりましたが業務上の不都合はありませんか。

当施設は平成25年4月から小規模型通常介護施設として運営しており、定員も20名という少人数を対象にした施設になっております。平成16年から利用している10名乗りのワゴン車と軽自動車が現役で使えておりますので、当施設の規模としては10名乗りという今回の車の選定は最適だったと思います。

新規導入する車種の選定はどのように進められたのでしょうか。

実は新車種導入の話が出る以前から、函館トヨペット(株)の及川さんが施設に顔を出してくださり、色々とアドバイスをいただいておりました。当施設のある函館西部地区は急な坂が多く、細くて奥の深い路地が多い場所です。利用者の多くがそうした地域に住んでいることもあり、車選びには当施設の状況をよく理解してくれている営業の方にこちらの要望を伝えるかたちで進めていきました。

具体的にはどのような要望だったのでしょう。

施設がある場所がら、坂の多い西部地区の送迎が多いのですが、昨年まで活躍してくれたバスは二輪駆動車で、雪の日にはチェーンを着けてようやく坂道を上るという不安な状態でした。長年そんな状態が続いていたので、まずは四輪駆動車であることを一番に優先していただき、そのほかは10人乗りであることと、狭い路地でも簡単に運転できるように小回りが効く車であることを要望として伝えました。

車いすが乗車できる車種は必要ではなかったのでしょうか。

当施設の利用者の中にも車いすを利用されている方はいますが、介助スタッフや手すりなどがあれば時間をかけながら自力で移動できるという方も多くいます。車いすが載せられる機能よりも、利用者の移動をサポートしやすいスペースや設備の方が重要でした。そうした意味でも新しいハイエースは間口も広く、座席以外の遊びのスペースがゆったりして使いやすいですね。手すりの位置もちょうどいい場所にありますし、黄色い色が目立つので、利用者も手すりの位置がわかりやすくて掴みやすいと好評です。

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toyopet12_17_12利用者を見ていて他に気づいた点はありませんか。

ステップの踏み幅が広く、その場で一度止まって足を揃えてから次の動作に移れるので、安心して上り下りができるようですね。これまでの車ですと段差が高く、手製の台を持ち運ぶ必要もありました。スタッフからも、ステップが自動で出てくるので介助が楽になったという声を聞きます。

施設の利用者だけでなく、車を扱うスタッフの評価も高いということですね。

はい。実は使い始めた当初、操作のことで分からないことがあり函館トヨペットさんに連絡したのですが、電話で済むようなことだったのに、わざわざ足を運んでくださって大変心強く感じました。新車を導入する前から気をかけてくださり、導入後も頻繁に様子を伺いに来てくれるので、スタッフもすっかり函館トヨペットさんを頼りにしています。
お願いして本当に良かったと思います。

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(取材日:平成25年4月10日)