日本おかし話(第1話から第4話)

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和洋菓子 はこだて 柳屋

函館市万代町3-13/TEL 0138-42-0989

はこだて柳屋が日本のお菓子についての興味深いお話を掲載しています。
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第一話

■菓子の始まり

菓子の始まりは、「古能美」(このみ、木の実)または「久多毛能」(くだもの、果物)であったろうと思われます。ですから、人工的に手を加えた今のお菓子の原形は奈良・平安時代に輸入された唐菓子に始まるとされる、という説が一般的です。
自然の果物に対し、こうした人工的なものがやがて「菓子」と呼ばれるようになりました。

唐菓子とは、米粉、小麦粉などを、色々な形に作り、水あめ、蜜、あまずらなどの甘味や塩味をつけ、また油で揚げたりしたもので、在来の「ほしいい」など単純な穀物の加工品に比べ味、形、加工方法など優れたものがあり、宮中や貴族社会から次第に一般へも普及していきました。

第二話

■和菓子の栄養

和菓子によく使用される食材は、何と言っても小豆ですね。小豆には大豆と違いデンプン質が多く含まれています。小豆餡を使用した、ドラ焼き、餅菓子、羊羹など他にもあんパン小倉アイスなど多種多様に使われています。枝豆の餡を使用したお菓子もありますね。また和菓子の材料は繊維が多く含まれるものが以外とあります。小豆は100g中16%、黄粉は17%、寒天は81%繊維質がふくまれています。 和菓子って意外とヘルシーなんですね。

第三話

■洋菓子の栄養

よく使用されるのは、小麦粉、卵、バターといった材料です。小麦粉は、ケーキのスポンジになったり、パンや他の料理にも幅広く使用されています。他に強力粉、中力粉、薄力粉があります。卵は完全蛋白と言われるほど私達の体内で合成されない必須アミノ酸をバランスよく含んだ完全食品です。お菓子のふわふわっとした感触を出してくれます。バターは動物から摂れる動物油です。お菓子や料理にこくやまろやかさやしっとり感を醸し出してくれるエネルギーの多い食品です。

第四話

■砂糖の大切さ~運動の後に

よく運動した後に甘いものがほしくなった経験はありませんか?それは、体内に貯蔵してあったエネルギー源が底をついてしまった状態で、そんな時飴やキャラメルを1個食べるだけで、結構元気になったりします。糖質は脂肪に比較して燃焼が速く、速効的エネルギー源として有効なので疲労回復に最も適しています。
運動で一番最初に燃焼されるのが糖質です。


※資料提供 全菓連 https://zenkaren.net/

函館国際観光協会会長賞 受賞
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ロマネスク函館

バターをたっぷりきかせたパイ生地に、甘さを抑えた上品なこしあんを包み、ハイセンスな今風のパイまんじゅうです。

全国菓子大博覧会名誉総裁賞 受賞
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函館名物「いかようかん」