聞こえの悩みに耳鼻咽喉科医師らがアドバイス

耳の日記念『無料相談会』函館で開催

相談に応じるひやま耳鼻咽喉科クリニックの檜山繁樹院長(左)と多数の相談者が訪れた受付会場

2月24日、北海道新聞函館支社で『耳の無料相談会』が開かれた。

この相談会は、日本耳鼻咽喉科学会の提案により、昭和31年に制定された3月3日の『耳の日』を記念して、同学会が都道府県ごとに行っている活動の一環で今回で57回目。

道内では釧路、旭川、函館のほか、3月1日の札幌まで4会場で相談会が行われ、函館では、午前10時の相談開始前から、聞こえで悩む人たちが多数訪れた。

補聴器の相談や聞こえの測定も

相談者は聞こえの測定を受けた後、ひやま耳鼻咽喉科クリニックの檜山繁樹院長に聞こえに関する質問を寄せ、院長からアドバイスを受けた。補聴器やこれを購入に際しての補助を受けられる障害の程度に関しても相談がが寄せられたが、会場では、補聴器の相談や函館市保健福祉部障がい保健福祉課の担当者が聴力障害者手帳の交付の相談に応じ、聞こえに悩む人たちに専門的なアドバイスを行った。

函館での相談会は日本耳鼻咽喉科学会北海道地方部会、函館耳鼻咽喉科医会それに北海道新聞函館支社が主催。函館も含めた道内の4会場での開催は、道内で認定補聴器専門店「岩崎電子補聴器センター」を経営している岩崎電子㈱(本社・札幌市)が協賛した。

(取材日:2019年2月24日)


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