有限会社河村工業  函館市本通2丁目54番27号 TEL:0138-85-8570

  雪害による建物修理に利用できる火災保険

 

 道内では温暖といわれる函館・道南地区でも近時の降雪は相当の量。雪害による家屋の損傷も増加傾向。その修理費用に火災保険の補償金を使えることを知っているだろうか。実は火災保険は、雪害にも対応した契約になっていることが多い。火災保険の雪害保証の経験値が高いという㈲河村工業に取材した。

建物に損傷を与える雪害と保険対象外の凍害

   「母屋の屋根より一段下げた位置に下屋(げや)が取り付けられた家では、屋根から落ちた雪やつららで、下屋が凹むケースもあります」と雪害の一例を話すのは、㈲河村工業建築事業部の齋藤卓治部長。雪解けの着工を前に齋藤部長は現場を見て、雪害の有無を確認。「雪害は火災保険の適用ですとお客さんに説明します」といい、実際に補償をうけている例は多いと話す。
 無落雪タイプの屋根にも雪害はある。数年前の大雪の際、2階の部屋で暖房を付けると天井から菅漏れするというケースがあった。これは屋根で氷の塊が大きくなり、氷が暖房で解けて、その水が細かな板金の継ぎ目の隙間に入って水が遡ったケースだ。
 雪の積もった屋根から雪がせり出す、いわゆる雪庇(せっぴ) が落ちてきて換気口を壊すのもよくあるケース。雪庇が壁に落ちて、壁が凹むこともある。
 このように火災保険の補償対象となる雪害には様々なケースがある。一方で補償対象とならない凍害(とうがい)は、特に道南地区に多いという。一例は、昼間の気温が高く雪や氷解けて壁に浸み込み、その水が夜間に凍って容積が増える。その繰り返しにより徐々に劣化した外壁などは凍害で、保険の対象外だ。

■河村 悦郎社長

火災保険の雪害補償に高い経験値
 雪害が補償対象となるかは、火災保険の種類や契約内容によって違う。「申請方法も知らないし、ある程度の保険金額になるとアジャスターという調査員が確認に来るらしい・・・」など、雪害を受けた建物の修理に火災保険の保険金を使おうと思ってもハードルは高いのが実情。そこで「手前みそですが、私たちは塗装会社としては相当経験値が高いので適切な判断を差し上げられると思います」と頼りになる言葉をかけてくれるのが、㈲河村工業代表取締役の河村悦郎氏。雪害に対する火災保険の経験値が他社に比べて圧倒的に高いという自信の表れだ。実際に一般住宅で最大180万円。一つの物件でも複数の事故が認められ400万円を超える保険金額の実績がある。それでも河村社長は、「経験上、見積金額が満額認められるケースは少ないです。お客様とのご相談やアジャスターの調査、最後は保険会社との調整です。私どもがワンストップで担当させて頂くことは、お客様にとって強みだと思います」と話す。
来春、雪が解けて建物の様子を見た時、何かおかしいと思ったら、まずは河村工業に相談してみることをお勧めしたい。

(取材日:2022年10月25日)


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